お墓とは
お墓は死者のよみがえるところから「生」の記念碑とも云われています。
お墓を通して生あるものは故人と語り、ありし日の思い出を追慕いたします。
これは人間の美しい心情でありましょうが、この世を去られたご先祖、この世に偉功を遺された方々のご遺徳を偲び、現在の幸せと子孫の繁栄を願ってご冥福を祈ることは、私達生あるものの当然のつとめといえるでしょう。お墓の歴史は遠く神代の時代にさかのぼりますが、その型式も時代とともにうつりかわり、石碑になったのは室町時代と云われています。
現在のように石碑に戒名、法名を入れるようになったのは徳川時代即ち檀家制度が確立されて以後のことです。
このようにお墓は人間生活と共に変化していきますが、生きていたことの証として後世に残されていく文化財でもあります。
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