ご購入の前に

お墓とは

お墓は死者のよみがえるところから「生」の記念碑とも云われています。 お墓を通して生あるものは故人と語り、ありし日の思い出を追慕いたします。 これは人間の美しい心情でありましょうが、この世を去られたご先祖、この世に偉功を遺された方々のご遺徳を偲び、現在の幸せと子孫の繁栄を願ってご冥福を祈ることは、私達生あるものの当然のつとめといえるでしょう。お墓の歴史は遠く神代の時代にさかのぼりますが、その型式も時代とともにうつりかわり、石碑になったのは室町時代と云われています。 現在のように石碑に戒名、法名を入れるようになったのは徳川時代即ち檀家制度が確立されて以後のことです。 このようにお墓は人間生活と共に変化していきますが、生きていたことの証として後世に残されていく文化財でもあります。

幸せを招く寿陵のおすすめ

寿陵とは

生存中に自分の墓を建てることを寿陵といい、たいへんめでたいこととされています。 土に帰る、それは世相を超えた人間の永遠の願いなのです。 自分が生きていることのよろこびを確かめながら、自分の好みの寿陵をつくりあげるのです。

お墓を建てる時期

ご先祖さまは無言の催促をしておられます。 そこでお墓を建てる時期としては イ.お盆、春秋にお彼岸 ロ.年回(3回忌、7回忌等) ハ.祥命日(亡くなられた月日の一致する命日) ニ.月命日(毎月の命日) 等がよいとされています。

お墓の方向

東西南北で、最もよいのは東向、南向、西向で、北向だけは避けた方がよいとされています。

良い石材を選ぶ

良い石材とは、同じ石質で、長期いつまでも変質しない石材を厳選し、細かくていねいに磨きあげ、長年月の風雪に耐える墓石を提供しています。

墓石の石材質

石材はその産出する地名をとって名づけられた花崗岩(火成岩)を使用します。 かつては代表的なものとして兵庫県六甲山のふもと、神戸市灘区御影地方で産出した御影石が有名でしたが、現在では香川県産出の庵治石が有名です。 色は有色鉱物の量によって異なります。 水成岩は、凍上、風化に弱いために積雪、多雨の地方には不向きであり、永年の使用に絶えないので石碑等には使用しないほうがよいでしょう。 又、大理石は見かけは楽しいのですが重厚味がないので、墓石としては一般に使用していません。
ご相談・お問い合わせ